全天候フォレストベンチ工法とは?

全天候フォレストベンチ工法(土砂擁壁)は、地球温暖化と共に熾烈になった降雨・地震災害を克服する為の守り神です。そして、自然が育んできた生命や景観を再生することによって、後世にメンテナンス不要の斜面を残すことを可能にします。

「厄介な崖が こんなに安全に美しく 生まれ変わります」

  1. 豪雨や雪崩・地震・津波等の被害は、土の水平面と通水性によって未然に防ぐことができます。
  2. 重量物のコンクリートでなく軽量の引張り力を用いるので、極めて経済的です。
  3. 階段状の水平面は雨水を涵養して森を育て、その根が引張り力を肩代わりするので恒久安定となりメンテナンスコストが無くなります
  4. 斜面には土の水平面が眠っています。平らになった斜面は、庭や菜園・あるいはソーラーパネの設置を可能にし家計を助けます。
  1. (1)「生命」

    呼吸する斜面が「通水性と保水性」を発揮し、地中が不飽和に保たれます。

    通水性受圧板や有孔管によって、土砂擁壁は呼吸が旺盛となり、緑や底辺の生命が増加し、国土の治水と利水機能が高まります。

  2. (2)「しなやかさ、したたかさ」

    豪雨や地震・津波は「軽量かつ強靭な引張り構造」を素通りして行きます。

    軽量な引張り構造は、通水性や弾力性・弛みによって自然の猛威を透過し、破壊を免れます。10年前に気仙沼で試験施工した事例は、3・11の津波の直撃を受けながら破壊を免れ、強烈な引き波もかわして、高台の母屋を守りました。

  3. (3)「美しさ」

    土地を生み出す機能と美しさが、災害を未然に防ぐ。

    通水性や弾力性・弛みを備えた垂直壁は、自然の猛威に耐えながら間伐材や緑に覆われて良好な景観を醸します。美しい景観で非常時を乗り越えることは、究極の強靭さと言えます。

  4. 「機能性」

    斜面には、土の水平面が静かに眠っている。

    水平面は重力と直交するので、全ての物を静止させ、雨を地下に導きます。土砂が袋詰め状態になれば、土砂を圧縮力だけで引き剥がす力が働きません。土壌は肥沃になり、森を含むあらゆる生命が勢い良く、元気に育ちます。

  5. (4)「経済的」

    自然との融合で、メンテナンスコストからも解放されます。

    森は生長と共に引張り力を肩代わりし、強靭さを高めます。それは時間と共に強化されるので、天然の山と同様、メンテナンスフリーとなりますとするものです。