災害を克服するフォレストベンチ工法が、地球の命を元気にします。
フォレストベンチ工法は、自然と共生して斜面を災害から守り、斜面の価値を平地並みに高める、画期的な土木技術です。地形や地質を選ばず、高地から水中に至るまで、分け隔てなく適用できるので、強雨・地震に動じない強靭な国土造りを可能にします。
地震に対して、脆く粘りの無いコンクリートに代って、軽量で透水性に富む鋼構造で衝撃を緩和できるのも大きな利点です。ボルトとワイヤーが、持ち前の強力な引張り力で土の圧力を支えるときに、弾力性や粘り力が発揮されます。普段は、土の空隙と連携で台風等の大雨を受け容れ、斜面崩壊の根絶と雨の穏やかな循環に活かされます。
自然との共生は、斜面の土を垂直と水平に置き直すときに、重力や大気圧を導入し、そこへ自然の森を根付かせるのが骨子です。雨水は全てを階段状の水平面で受け止め、地下へ送り込み清浄な淡水へと変えて行きます。それが緑の階段フォレストベンチ工法です。
国土の7割を傾斜地が占める我国で、これまで危険として遠ざけられてきた斜面を対象に安全を高め、そこで森を育てることは、災害の無い暮らしと循環型社会を目指す上で合理的かつ具体的な取り組みです。これまでの人間活動の行き過ぎによって疲弊し、気候変動を来すに至った地球を元に戻すには、自然の力で生命の息吹を再生するしかありません。それを可能にするのが、先人の知恵を譲り受けた“フォレストベンチ工法”です。
自然の恵みと生命の重さを真摯に受け止め、たゆみ無い努力と情熱を傾けて行けば、地球と共存する社会が見えてきます。
棚田をモデルとするフォレストベンチで 崖崩れ・雪崩・洪水の原因を 元から断つ。
稲作が始まった頃、我々の先祖は棚田を編み出し、強雨を鎮め・活用してゆく道を拓いてくれました。 棚田は今もなお、洪水調節に重要な役割を果たしています。斜面における階段状の水平面には有機質が溜り、垂直面からは酸素がふんだんに入って来るので、森の生長は極めて迅速です。
旧山古志村では、コンクリートフレームの隙間から打ったアンカーで反力を取り、コンクリートを埋めた上に垂直壁を立て、平らな土壌が確保されました。 豪雪地帯であり、雪崩防止にも効果が期待されます。道路のり面に水平面を設け森を育てれば、のり面強化・雨水浄化・景観向上・ 地域との融和など多くの機能が備わり、道路が生まれ変わります。
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国土交通省琵琶湖河川事務所 |
旧山古志村 |
新着情報
- フォレストベンチ工法ホームページを開始いたしました。(2008年6月16日)
- PDF資料『コンクリートを使わない斜面防護』をアップしました。(2009年4月27日)












